こんぺいとうあつめ

好きなゲームや本(マンガ/漫画アプリ含む)などの話を一口ずつ。ゲームはアクションRPG, パズル, カードゲーム系が中心。

双極性障害の女性個人事業主 (SOHO) が結婚のため遠い県外へ引っ越す時のヒント (手帳 / 年金 / 自立支援 / マイナンバー / 住民票の閲覧制限・分籍 / 婚姻届の際に注意すること)

★以下、赤字は 2016/05/13 追記分です。

 

 お、お久しぶりでございます... prami です。約 3 週間ぶりの更新です。

 まずは言い訳 m(_ _)m 治験が終了し薬の処方が急に変わったことで、人生史上最悪レベルに体調が悪化しておりました。3 日ほど何も食べられず、終日ベッドに横たわったきり。体重は 37kg 台まで落ち込み、うっすらと歩けるようになったところでタクシーを呼び病院へ (普段は電車)。診察まで病院のベッドをお借りし、うーうー言いながら待っていました。結局、治験薬と同等の成分を現在の保険適用薬で摂取できる処方をいただき、翌日にはすっかり回復。治験薬、すごく良く効いてたけど、いきなりやめるとやっぱり反動が出るんだなあ... この時点で引っ越しを控えていたので、処方は最大日数 (30 日 //薬によって異なります) にしていただきました。双極性障害に限らず、精神科の病全般にあてはまる話かもしれませんが、転居など周りの環境に大きな変化がある時は、なるべく薬の内容は変えない方が良いそうです。何となく納得できる気がします。仮に不調が起こった時、環境のせいなのか薬のせいなのか分かりづらいですもんね。

 この突然の体調不良により、仕事のスケジュールが 4 日ほどずれこみました。結果、仕事をキレイに片付けてから始めようと思っていた引っ越し準備と完全にかぶることに。早朝から夕方まで荷造り、夕方から深夜まで仕事、これを 3 日間続け、旧居立ち退き日当日、引っ越し屋さんが来る 2 時間前まで仕事しておりました。友人もヘルプに来てくれて何とか、本当に何とか終えることができました。

 もう完全に引っ越したので明記しますが、先日まで住んでいたのは福岡県福岡市です。そして現在の住所を A 市、新居建設中で年内には移る予定の新住所を B 市とし、今日はタイトル通りの内容を書いてみたいと思います。会社勤めで健康だった (単に、双極性障害だと判ってなかっただけですが) 頃にも何度か引っ越しはしていますが、今回のはやはり「障がい・福祉関係」「個人事業関係」で特に色々面倒でした。同じような状況にある方へ、何かしらのヒントになれば。

 転出地 (福岡市) における手続き

 私の、基本的な状況は以下の通り。

  1. 結婚のため、福岡市を出て遠方の A 市に引っ越す。その後半年ほどして B 市に移る。A 市にいる間に入籍し、名字が変わる予定。
  2. 双極性障害のため通院しており、A 市、B 市においても治療の継続が必要。福岡市から障がい者手帳 3 級の交付を受けている。また、自立支援医療 (精神通院) 制度の適用を受けている。
  3. 障害厚生年金の支給を受けている。
  4. 個人事業主として仕事をし、毎年確定申告している。今回の引っ越しではもちろん、管轄の税務署が変わる。
  5. 住民基本台帳事務における支援措置 (DV, ストーカー行為等, 児童虐待及びこれらに準ずる行為の被害者保護の支援措置*1 ) を受けていた。引っ越す少し前に支援期間は終了していたが、引っ越し後、念のため支援の再開を希望。

 引っ越し準備初日、何はともあれ転出届ということで区役所に駆け込みました (移動日の 14 日前から手続きできます)。そこで係の人に次々質問しながら、関連する手続きを片付けていきました。特に上記 2,5 に関しては、自治体によって運用が微妙に異なるようです。このエントリもあくまで参考程度にさらっと読んでいただいて、詳細は実地で確認しながら手続きされることをおすすめします。転入時と転出時、手続きにはそれぞれざっと半日はかかったかな。

住民基本台帳事務における支援措置 - 転出時

 まず転出届を出す際、住民票関係ということで窓口にて上記 5 についても相談。当該支援措置の担当者の方とお話しし、まずは福岡市で住民票を 2 週間 "仮ブロック" していただけることになりました。続けてその担当者の方が、A 市では同制度をどのように運用しているか、電話で確認してくださいました。基本的にこの支援措置は、所定の相談所で被害の状況を話し、支援が必要と認められれば役所の方で "正式なブロック" を行う、というものです。福岡市では役所内に相談室があり、そこの相談員の方と話せばよいのですが、A 市では事前に警察への相談が必要、とのことでした。知らない土地に移動して、真っ先に行くのが警察の取り調べ室かぁ... そう考え、かすかに胃が重くなったり。

「事前に、って言っても、いきなり行ってすぐ話聞いてもらえるんですかね?」

「ええ、警察の方もこういう支援制度があることはご存知なので、『住民票の閲覧制限のことで相談に来ました』とおっしゃっていただければ分かるはずですよ」

「なるほど」

 ついでに以前から気になっていた、本籍地の変更についても聞いてみました。

「この支援措置は、住民票に加えて戸籍の附票にも閲覧制限がかかるんですよね」

「そうですね。戸籍の附票には異動した住所地が記録されるので、住民票だけでは結局現住所が知られてしまうおそれがありますから

「それであの、『分籍』って言うんですかね... 1 人だけ実家の戸籍を抜ける、っていう。それを検討していた時期もあったんですが...」

「ふむふむ」

「ただ今回、引っ越した後に入籍をする予定で。そうすると自然に元の戸籍からは抜けることになりますよね

「そうですね。戸籍は夫婦単位でお作りしますので

その時 (入籍時) ついでに私の本籍を移すこともできますか?

はい、婚姻届に夫婦の新本籍を書く欄がありますので... あっ! でもそこには、その時お住まいの住所は書かないでください

「と言うと」

本籍が変更になると、元の戸籍に『yy 年 mm 月 dd 日除籍 新本籍: ○○』というように書かれてしまうんです

「...それは閲覧制限できない?」

戸籍自体なので、閲覧を制限することはできません。閲覧制限ができるのは、住民基本台帳の住所情報... 戸籍で言えば『附票』だけなんです」

「なるほど...」

 実はひそかに、引っ越し前に分籍しておこうかとも考えていた私。暗い思い出でぎっとり塗り固められている生まれ県から、やっと自然な、人間として尊厳ある生活をスタートできた福岡県に、"故郷" を移したい気持ちが生まれていたのです。

 ですが分籍、あるいは入籍に伴う除籍というのは、そうした想いを成就させるところではないのですね。また自分の現在の暮らしを守るために使うものでもない。そこはやはり「住民基本台帳事務における支援措置」を適切に使うべきであると。

 ちなみに新本籍にテキトーな住所 (富士山のてっぺんとか) を登録しても、制度上は問題がないとされています。ただそれは私の気持ちとして、何となく嫌だなぁと... 割り切ればよいのでしょうが、どうしても "本籍" = "故郷" という気がしてしまって。まあ入籍時に一旦テキトーな住所にしておいて、後日 (B 市に引っ越した時でも) 転籍するという手もあるのか。そのあたりは夫やお義父さんお義母さんと話し合って決めましょう。

 

 相談が終了し、転出証明書をもらった後は、そのまま国民健康保険の住所変更の手続き。福岡市発行の国民健康保険証の有効期限が、転出日までに変更されました。なので引っ越し日に早速 A 市で国保の手続きをしないといけないわけですが、保険証の前にそもそも A 市への転入手続きをしなければならず、そして今回はその前に警察へ行かねばという... うう、上手くいくといいなぁ。

 現在払ってる国民年金については手続きなし。続いては上記 2,3 の手続きに走ります。

障がい者手帳 - 転出時

 担当課にお尋ねしたところ、手続きは特に無いようです。引っ越し後に A 市の役所に行かれてくださいね、ということであっさり終了。

自立支援医療 (精神通院) 制度 - 転出時

 現在こちらの制度を利用して、月の医療費 (診療代, お薬代等) が一定額を超えないような支援をしていただいています。こちらもメインの手続きは転入後。病院の診断書や意見書は、A 市から福岡市へ問い合わせをしてくださるそうです。ただしこの制度を利用するにはもう 1 つ、所得額の審査があります (所得の多寡で支援額が決まる)。この審査に使うため、福岡市では課税証明書を取っていくように勧められました。担当窓口に行くと「何年度分の証明書が必要ですか?」と聞かれるかと思いますが、とりあえず最新のもの一通で問題ないようです。

 

転入地での手続き

 A 市の地へ降り立って、まずは警察署へ出頭 (違) です。

住民基本台帳事務における支援措置 - 転入時

 福岡市でもらっていた「支援措置申出書」を手に、警察署 1 階の受付のお姉さまに向かっておずおずと「あの... 住民票の閲覧制限を受けたくて...」と言いかけるや否や「! DV とかのですね!?」「は、はい」「(内線スチャッ) もしもし受付です。DV のご相談で女性 1 名です (ガチャ) ではそちらの階段 (中略)、生活安全課に行かれてください。」「は、はい」... 引っ越し前の心配、ザ・杞憂。非常にスムーズに案内していただけました。

 生活安全課で対応してくださったのは、女性の刑事さんでした。受付で「DV のご相談」と連絡が行っていたためかピリッとした雰囲気でしたが、実は今日引っ越してきた者で、引っ越し前に 2 年ほど受けていた閲覧制限の支援を継続してもらいたくて相談に来た、とお伝えしたところ拍子抜け... と言うと語弊がありますが、とにかく緊急性があるわけではないということで、やや安心されたようでした。そのまま、以前福岡市で話した、支援を希望する理由 (幼少期からの虐待内容について) 話し*2、刑事さんが市役所の担当者の方へ連絡をしてくださり、そのまま 2 人で市役所に向かいました。

 15分ほど、市役所の相談室で担当者の方とお話し。申出理由が幼少期から続く虐待なので、福岡市では「児童虐待防止法」を根拠に支援措置をとっていただいていましたが、A 市的には、私が既に成人しているため「その他」扱いになりそうとのこと。自治体によって本当に運用が様々に異なるようです。私が警察署でお話しした内容と、A 市担当者の方から福岡市へ問い合わせて開示された情報とをあわせて審査するとのことでした。結果も担当者の方から私と福岡市両方に連絡するとのことで、もし否であれば福岡市の "仮ブロック" もそこで終了し、是であれば双方の市で 1 年間、支援措置がとられることになります。継続して支援を希望する場合は再度の申出が必要ですが、おそらく 1 年の間に B 市への引っ越しまで済むので (入籍により除籍された後なので、B 市への引っ越しは私の実家の戸籍には記載されないはず)、今回が最後の申出になるかなぁと思っています... そうなってほしい... 毎回昔の事話さなきゃならないのは、ほんと精神的にきっついです。[2015/05/16 追記] ゴールデンウイークを挟み、実質 4 日ほどで措置 OK の結果が出ました! 警察の皆さま及び市役所の担当者さんの迅速なご対応に感謝します。

 結婚の話に触れた時、A 市の担当者さんから「婚姻届を出す場所にも気を付けた方がいい」というアドバイスをいただきました。夫婦の「新本籍」欄に書く住所については、福岡市の担当者さんに教えていただいた通りなのですが、

「婚姻届の場合はそれに加えて、『○○県 A 市市長の要請により、除籍』みたいに戸籍に載ってしまうんです。ですから正確な住所は分からないけど、市までは特定される。ただ婚姻届はどの役所でも出せますから、ちょっと遠出して、全く別の市で出せば回避できます

「な、なるほどっ」

年金もろもろ - 転入時

 ここで刑事さんとはお別れ。そのまま市役所で、通常の転入および国保の手続きをします。

 転出時、国民年金の手続きは特にしませんでしたが、障害厚生年金を受けている (障害の認定日、まだ会社員で厚生年金加入者だったため) 旨をお話ししたところ、念のため市役所の国民年金窓口に聞いてみてくださいとのこと。行ってみると窓口の方から年金事務所へ電話で問い合わせてくださいました。結果としては手続き不要。住民票と連動するので大丈夫だそうです。便利ですな... 国保とかもそうなければいいのに、と思ったのですが、こたびのマイナンバー制度とやらでそのへん改善されるのかな?

 そういえばマイナンバー。私は昨年末に通知カードを受け取ってからすぐに個人番号カードを申請したのですが、4 月も終わるというのに全然交付のお知らせが来ないなー、申請者多かったんかなーと思っていたのです、が、

 個人番号カード、市区町村単位で発行しているので、そこをまたぐ引っ越しをしたら最初からやり直しだそうです。

「ええええ!?」

「申請された際のお写真などは福岡市から引き継ぎますので、再度 prami さんにお手続きしていただく必要はないんですが、また改めて 2,3 か月お待たせすることになるかと... すみません」

「あ、いえいえ...」

 私はともかく、福岡市の職員さんカワイソス... 4 か月かけて、たぶん作業も最終段階ぐらいに入ってたんじゃなかろーか。

障がい者手帳・自立支援医療制度 - 転入時

 ここが一番大変でした。まずは障がい者手帳、似たような内容をなぜか 2 種類の申請書にせっせと記入。

  • 1 枚は、障がい者手帳に記載の住所を福岡市から A 市にするための用紙。
  • もう 1 枚は、手帳自体を福岡県バージョンから○○県バージョンにするための用紙。

 ...... ( ゚Д゚) い、一緒にやれないんですかそれ...

 新住所、5 回ぐらい連続で書いて、ここで完全に覚えました。ですがその時、

「あの、4x3cm の写真はお持ちですか...? (おずおずと、持ってないだろうなー、という感じで)」

「また要るんですか...?」

「はい... 一応この県での新規交付という形になるので...」

「Oh...」

 近くにすぐ撮れる証明写真ブースもなかったので、続きは後日ということに。途中まで書いた申請書は、日付を訂正して使い回してもらうことになりました。

「続いて自立支援医療制度の手続きですが... 何か所得を証明できるような書類は... (おずおずと//以下略)」

「これなら... (スッ) (転出前に取った最新の課税証明書)」

「わあっ! (満面の笑み)」

 マジで喜ばれました。ありがとう教えてくれた福岡市の職員さん!

 とは言え、こちらも今日は手続き完了できません。自立支援医療制度は、指定した病院・薬局での出費をサポートする制度。引っ越してきたばかりの私に病院のあてなどありません (一応、福岡市でかかっていたお医者さんにも聞いてみたのですが、遠方過ぎて先生にも見当がつかないようでした)。ひとまず A 市内にあり、制度の対象となる医院のリストをもらいました。

「ちなみに双極性障害の人がよく行ってる病院とか、あります...?」

「うーん... そうですね、個別には申し上げられませんが、ここからここまでに記載されている病院は □□□ (特徴いろいろ) で、ここから先は xxx な感じで...」

 なんだかんだで結構なヒントをいただきました。さすが、まちのプロ。

 その上で、もらったリストを地元民である夫に見せ、住所でだいたい通いやすそうなところをピックアップしてもらいました。その中から更に、病院の Web サイトやネットでの評判を調べて絞り込み。ラッキーなことに、A 市からも、最終的な引っ越し地である B 市からも通いやすそうな病院を見つけることができました。電話して最寄りの薬局や、紹介状のことなどを問い合わせ。証明写真を撮って手続きが全部終わったら、さっそく初診に行ってみようと思います。

「ネット上の評判だけじゃ不安。一度は行ってみてから決めたい」という方もいらっしゃるかと思います。その場合は「自立支援医療制度は、さかのぼっては適用されない」ことにご注意ください。試しに一度行ってみる場合は保険適用後の通常の負担額になり、その後返金調整などはされないということです。私は逆に「合うか合わないかは、一度行ったぐらいじゃ本当には分からないだろう」という考えで、手続きを全部済ませてから行くことにしました。もし三ヶ月ぐらい通ってみて、合わなければ病院の指定をやり直すつもりです。

 ちなみに今予定している病院は A 市にありますが、自立支援医療自体は国の制度なので、B 市に引っ越しても同じように通えるはず... と思っています。もし違ってたらまたブログに書きますね。

税務署への届出

 冒頭の 4 番ですが、私これすっかり忘れてました。新居での片付けがひと段落し、さあ領収書でも整理するかなと帳簿を開いた時、「あ。」と。

 早速 A 市管轄の税務署に電話してみると、以下の届出をこの税務署と引っ越し前の管轄税務署、双方に出してくださいとのこと。

[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|申告所得税関係|国税庁

 上記リンクから届出書をダウンロード& 2 部プリントアウトし、それぞれに送付しました。←誤りでした。詳細は後述します。(2016/05/13)

 ちなみにこの時の会話を少し詳しく書くと、

「A 市から B 市に更に引っ越す予定で、確定申告の時は確実に B 市にいるんですが、一旦は A 市で届けなきゃダメですか?」

「そうですね、B 市の引っ越しまで半年ほど期間が空くとなると、ちょっと長いので...」

「分かりました。それと 3,4 か月後ぐらいに入籍で名前が変わる予定なんですが、その時も別途届けが必要ですか?」

「いや、それは大丈夫です。B 市への移転届出の時にちょろっと、名前変わりましたーぐらい書き添えていただければ」

 ちょろっと、というのが具体的にどんな感じかは分かりませんが、まあ税務署にとっては、氏名の変更はそう大事なものではないんでしょう。どこに税金を納めるか、が最重要ですものね。

(以下 2016/05/13 追記)

 その後数日して A 市の管理運用担当の方からお電話があり、正しくはこちらの手続きだと教えていただきました。

[手続名]所得税・消費税の納税地の異動に関する届出手続|申告所得税関係|国税庁

 こちらは「実際に住んでおり住民票の住所とも一致する自宅で仕事をしていて、他に事務所や事業所、オフィスなどを所有したり借りたりしていない」個人事業主が引っ越した場合の手続きです。いやそれ以外にも該当する場合はあるかもしれないけど、とりあえず自分のケースを把握するだけで精一杯でした。よく分からなければ管轄の税務署にレッツ・テレフォン! って今回は一応税務署に電話した結果間違えたわけですが、たぶん聞き方がちょっとまずかったんだろうなー。「個人事業主」って言っても色々ありますし。「自宅のみで仕事をしている」点を、ちゃんと伝えられていなかった気がします。

 今回のミスにより、まず最初に間違って提出した届けの「取下書 (とりさげしょ)」、そして正しい「納税地の異動届」(納税地の『変更』届ってのもあるようで、ほんとこの辺はややこしそうです) を再度提出することになりました。これ以上の間違いがないよう、電話をくださった担当者さんが正しい様式と返信用封筒を送ってくださり、今日記入して投函したところ。これで無事に終わりますように...!

 異動届では、本人確認書類の添付について迷いました。最初の電話では本人確認書類が要るという話は出ていなかったし、先ほどのリンク先のページでも、添付書類は不要と読める... だが送られてきた用紙の裏面を見ると、「届出の際には本人確認書類の提示又は添付が必要となります」と書いてあるっっ!?

 迷った時はそう、レッツ・テレフォン! 先日お電話をくださった担当者さんに直接。

「あー、本人確認ですねぇ... うーん...」

「(なんか迷ってる... どっちでもいいっぽい?)」

「引っ越したばかりですよねー。運転免許証の住所更新とか終わってます?」

「終わってはいるんですが、その、コンビニにコピーに行かなきゃなんないので...」

「あー」

「無くていいならその方がありがたいなーみたいな エヘヘ」

「......うん、じゃあ、いいですよ。住民票もマイナンバー入りでしっかり移されてるってことなので、大丈夫です」

「(お、マイナンバー仕事した!) ありがとうございます!」

「異動届を貰ったら、こっちで福岡税務署から納税地を移しますね」

「! じゃあ、福岡税務署に対しては何もしなくてヨイ...?」

「......本当はそれぞれに異動届出さなきゃいけないんですけどね」

「す、すみません」

「いえいえ、色々書かせちゃってこっちも申し訳なかったので」

「とんでもないです! ありがとうございます!」

 福岡でも感じたことですが、市役所や税務署などの公的機関って、手続き上いわゆる「お役所対応」になってしまう部分はどうしてもありますが、「ちゃんとやろう」と真剣な人にとっては本当に心強い味方だなぁと思います。ミスはしたけど、中の人がだいぶフレンドリーな感じで話せることが分かって、ちょっとした収穫。

 ただこの記事を参考にしていた方には本当に申し訳なかったです。大変失礼致しました。

 

 さて、長くなりましたが以上です!

 次回からはいつものゲームブログに戻ります。あとは引っ越し関係で、もしかしたら教会の転会手続きについても書くかも。

*1:ざっくり言うと、DV 等の加害者から自分の住民票を見られないように... つまり現在の住所を知られないようにしてくれる制度です。

*2:何度やってもこの話題を口にするたび吐きそうになります。ボロボロ泣いて、刑事さんにもあれこれ気を遣わせてしまいました。